冬のデート、イルミもいいけど夜景はいかが?

カルチャー

先日、2020年の渋谷周辺のイルミネーションについて記事をアップロードしたが、同じように渋谷の”映え”スポットである「SHIBUYA SKY」を皆さんはご存知だろうか?
SHIBUYA CULTURE.TOKYOの読者諸賢であればご存知の方も多いだろうが、知らない方や行ったことのない方のためにSHIBUYA CULTURE.TOKYOが解説していきたい。

このSHIBUYA SKYは渋谷スクランブルスクエアの14階~45階、46階、屋上に設置された展望施設である。実に地上229mの上空から渋谷を中心に東京を一望することができる。数字で言われても高さがわかりにくいと思うが、東京タワーの展望台が250mであることから考えても遜色のない高さであることがわかる。

このSHIBUYA SKYは屋上の展望台だけでなく、14階~45階を繋ぐ高速エレベーターである「SKY GATE」、屋上にある屋外展望空間の「SKY STAGE」、46階に設置された展望回廊の「SKY GALLERY」の3つの空間で構成されている。今回はメインである屋上の「SKY STAGE」に焦点を当ててお話していく。

屋上に上がると早速目の前に広がるのは渋谷の街を中心とする夜景だ。
写真のように、下部にはスクランブル交差点、少し左には109、中央上部にはMODIやPARCO、右側にはMIYASHITA PARKといった渋谷のランドマークを一望し1枚の写真に収めることができる。また、渋谷の中心地の賑わいと、写真左奥の代々木、原宿方面の控え目な明りのコントラストをも楽しむことができるというのも特筆すべき点であろう。

一方で、こちらは池尻大橋方面を写したものである。中央下部には昨年10月にオープンした複合型商業施設の渋谷フクラスや、首都高速3号線を挟んでセルリアンタワーなどが映る。街中の寒色の光と対照的に首都高の車や街頭の赤い光が対照に映り印象的だ。1枚目のような猥雑でにぎやかな渋谷と反対に、落ち着いたオフィス街の渋谷を感じることができる。

もちろん、展望施設なので夜景を楽しむのが一番の目的なのだが、渋谷スカイはそれだけではない。
上の写真は18台のサーチライトを用いて音楽とともに夜の空を照らす光のショー「CROSSING LIGHT」だ。これは日没後に毎時0分と30分の30分おきに行われる。下を見て夜景を楽しむのもいいが、ロマンチックな夜空も楽しんでいただきたい。
「SKY STAGE」の中央は人工芝でおおわれている他、写真左下にも映っているように網でハンモックのようになっている場所もあり、寝転んで干渉するのもロマンチックだ。

さらには映えスポットも抜かりはない。角にはしっかりとフォトスポットを用意してあり、「SKY EDGE」と名付けられたこのスペースは、下からのライトアップと背景の夜景とでかなり”映え”ること間違いなしだ。
もちろん、夜景もきれいだが、日中に行くのも遠くまでよく見渡すことができて最高だ。

今回は、この渋谷スカイをメインである「SKY STAGE」に絞ってお話してきたが、14階~45階を繋ぐ高速エレベーターである「SKY GATE」はただのエレベーターではなく、映像と音声でまるで上空までワープしているような感覚をもたらしてくれるなど、ユーザエクスペリエンスや世界観も徹底的に作りこんでいる。46階に設置された展望回廊の「SKY GALLERY」では室内から渋谷の夜景を一望することができるだけでなく、現代に至るまでの渋谷の変遷など、今まで見ていたのとは違った視点からの渋谷を教えてくれる。
また、今回は夜の渋谷スカイを前提にお話ししてきたが、日中に行くと非常に遠くまで見渡すことができ、違った雰囲気を楽しむことができる。そのため、昼夜どちらも行くことをお勧めする。

チケットの購入や詳細はこちらの公式サイトを要チェックだ。
ぜひご自身の目で、この東京中にちりばめられた宝石の欠片を堪能していただきたい。

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